71年に発売されたソニーの4バンド機です。
確かIC11発売時点に上級機としてカタログに載っていた様にも記憶するので、発売がもう少し早いか、殆ど同じデザインの他モデルと小生が混同している可能性はありますが、いずれにしても当時のソニーのフラグシップの一台であった事は間違い無いでしょう。
一部高級カメラを彷彿とさせるパーツが使われていて、兎も角外観からもカネと物量を投入したモデルである事は一目瞭然ですが、なんと言ってもこのモデルの魅力は抜群にスマートで精密なデザインです。
勿論性能にも手抜きは無く、FM感度の数値こそIC11に劣る-1dbでしたが、選択度、SN共に高く、多分当時の高級チューナー並の性能だった筈です。
スピーカーは可成り強力なアルニコ型の10cm。出力は1.9W。
ただ、充電式バッテリーパックが付いた更に高級機があり、そちらはエアバリコンを使って更に良い音でした。
この個体は、写真では綺麗に見えますが、幾つか問題が有ります。
まず、メーターが動きません。更にその横のチューニングスケールのアクリル板にクラックが有ります。
正面したのアルミ板は無くなっており、シルバーのアクリル板を貼っています。
一方でラジオそのものの性能には大きな問題は無く、AM,FMは綺麗に受信します。感度に不安が有れば背面のアンテナ端子に外部アンテナを接続すれば更に良い音が期待出来ます。
IC11風の繊細な音というよりは、ナショナルのワールドボーイTX辺りの骨格のしっかりした音に聞こえます。
しっかりしたキャリングハンドルが付いているので、アウトドア用に使うのも良いでしょう。
但し、電池抜きで1.9kg,更に単1電池x4本を入れると相当な重量です。
ご希望が有れば¥1500アップで汎用のアダプターをお付けします。
オークションでも殆ど出品されず、出ると動作未確認でも簡単に¥15Kを超える価格になりますが、この個体は上記の様に幾つかの問題があるので、その点を考慮した価格です。それでもお届け翌日迄、評価する前の買い手責任外の不具合には対応します。
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